システム事例

ロボット一斗缶パレタイズパッケージシステム

重量物である一斗缶の積載工程を安全に自動化。専用設計の頑強なメカニカルハンドによる、安定した高速パレタイズパッケージ。

| 導入の背景・お客様の課題

化学、塗料、食品原料工場における「一斗缶(約15〜20kg)」のパレット積み込み作業は、作業者への身体的負荷が非常に高く、省人化・自動化が急務の工程です。
しかし、一斗缶は中身が液体であるため、搬送時の液面揺れによる重心移動で荷崩れが起きやすく、また、限られた現場スペースの中で、コストを抑えながら確実かつスピーディーに段積みを行えるシンプルなシステムが求められていました。

| システムインテグレーションの特徴(解決策)

TO WARDS-FUTUREでは、一斗缶のハンドリングに特化した「専用メカニカルハンド」を軸にシステムをパッケージ化。無駄を徹底的に削ぎ落とした最小限の基本構成により、導入コストを最小限に抑えながらも、安定した連続段積みシステムを実現しました。

■ 一斗缶専用ホールドハンド

缶の天面・側面を確実に拘束する専用の掴み機構を設計。搬送時の液面揺れによる重心移動をしっかりと抑え込み、安定した搬送を行います。要求タクトタイムに合わせ、複数缶の同時搬送仕様へのカスタマイズも可能です。

■ 省スペース設計と既設ライン連携

周辺設備を最小限に抑えたコンパクトなパッケージレイアウトを採用。大がかりな現場改修を行うことなく、今お使いの既存の充填ラインや搬送コンベアの出口に対してスムーズに後付けでドッキング・設置することが可能です。

  • 選べる積載パターン: 交互列積みやブロック積みなど、現場のパレット仕様に合わせた積載パターンを操作画面から簡単に選択・設定いただけます。
  • 徹底した一貫生産プロセス: 当社の強みであるワンストップ対応(設計、加工、組立、据付、保守)により、無駄な中間コストをカットしたパッケージ価格でのご提供が可能です。
  • ※豊富なオプション対応: お客様の現場環境に応じ、ビジョンセンサーによる位置補正機能の追加や、停電・エアー遮断時の安全保持ロック機構、層間紙(合紙)の自動挿入機能など、必要に応じた柔軟なカスタマイズ拡張が可能です。

| 規格パッケージ品ならではの短納期・スピード導入

本システムは仕様をあらかじめ最適化・標準化した「規格パッケージ製品」です。そのため、案件ごとの複雑な一品料理の設計プロセスや、事前の長期にわたるワーク実証テスト(PoC)を行う必要がありません。

お打ち合わせから設計・製造・現場立ち上げまでのリードタイムを大幅に短縮。投資対効果(ROI)を早期に回収したい、または急な人手不足ですぐにでも現場の労働環境を改善したいというお客様に最適な、即戦力パッケージです。

| 一斗缶パレタイズ動作の紹介動画